資格取るなら行政書士だネブログ:12 1 12

おれ達夫婦は、結婚してから7年間、
努力はしていましたが娘ができませんでした。

はじめのうちは話をふってきたお互いの父母も、
段々と娘の話題を
おれ達の前で出さないようになっていきました。

当時のおれは、実のところ、
娘が欲しいと思っていませんでした。

小さい娘をどう扱っていいかわからなかったし、
何より、娘が生まれると
自分や夫婦の時間が割かれてしまう、
自由が奪われてしまうのではないかとも思っていました。

でも、よく考えてみると…
娘が欲しくないという思いの下には、
別の感情が隠されていたのです。
それは、自分のことが大嫌いだということでした。

小さい頃、忙しかった父母には
おれ達娘の面倒をみる余裕がありませんでした。

それを娘心に
「父母に愛されていないおれは、愛するに値しない存在だ」と
勘違いしてしまっていたのです。

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けれどもそれは本当に大きな誤解でした。
娘を愛さない父母はいない。

そこにはしかたのない事情があったのかもしれない…
という、ものの見方が出来るようになったのです。

愛していなかったのではなく、
仕事の忙しさのために仕方のなかったことだった。

それどころか、
娘達の幸せのために身を削って働いてくれていたのだ!

その時、
生まれてはじめて、
自分の娘がいてもいいんだ!と
思えたのです。

すると、まさにその月のことです。
娘を妊娠したと家内から報告を受けたのは…

家内は電話口で泣いていました。
今振り返れば、家内もまた、おれと同じように自分を責めていて、
おれの思いは知らぬ間に家内の中に伝わり、
夫婦の間にも愛というつながりが生まれたのだと思います。

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2012年1月13日 | コメントは受け付けていません。|

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